活動趣意


 画廊くにまつ青山の代表の國松賢一は、1993年~2006年の13年間に渡って、銀座・岡﨑画廊で個人のお客様の作品の売買や百貨店での展覧会や作品の斡旋、オークション事業などを手掛けました。
その後、2007年~2010年は東京と京都を行き来しながら、活動をしておりました。
当時、色々とこの美術という仕事について模索しながら、自分の出来る仕事やこれからやりたい仕事を考えていました。
2010年9月には東京・南青山においてギャラリーを開廊し、銀座で経験してきたこととはまた異なる若手作家の作品を中心に扱う画廊として活動を始めました。
この青山のギャラリーでは、企画展やアートフェア東京、アート台北、アート京都、他ホテル型フェアなどの出展を通じて、新しいお客様やそれに関わる多く方々とのご縁をいただきました。
そして、2015年4月には株式会社 画廊くにまつ青山(gallery KUNIMATSU aoyama)として活動を始めました。
現在では若手の作家を扱う画廊はとても多くなり、逆に近代作家の作品を扱う画廊は少なくなった感があります。
ただ若手の作家を扱うだけでなく、これからの画廊くにまつ青山の活動を念頭において、趣意をまとめたいと思います。

銀座での勤務時代(当時、修行時代とも言いました)では、景気は悪いと言われながら、画壇の人気作家の取り扱いもあり、所蔵の作品を売っていただけるお客様、そしてそれらをご購入いただけるお客様はそれなりに在りました。
また、国内でのオークション会社が雨後のタケノコのように乱立する中、そのオークション会社とも上手く通じて、数多くのお客様と繋がることが出来ました。
しかし、日々の時間の流れの中で起こる節目となる大きな出来事がありました。
それは、サブプライム問題、リーマンショック、そして3.11の東日本大震災より、今までの景況感や私達の価値観が少しずつではありましたが、確実に変化していくのが感じられました。
多様化する思考や新しい価値観が混沌とする中、美術に対する共通・共感できるこだわりや思想を持った若手作家の作品を積極的に扱っていこうと考えています。また、国内のみならず世界へと発信が出来る昨今、そういった媒体を通じて積極的に発信し、現代の日本美術を広く提案し、その作家たちと共に大きく成長したいと考えています。
日本の中心地である東京にギャラリーを構える画廊くにまつ青山は、常にアンテナを高くして、日本のアートシーンから現代を象徴する、クオリティーの高い作品を幅広く発信し、活動していきたいと思います。


The Gallery Kunimatsu AOYAMA in Tokyo was newly established by its owner and CEO Kenichi Kunimatsu in 2015.
The Gallery is especially dedicated in talented young and middle-ranking artists and organizes solo and group exhibitions for them.
It also participated in art fairs as well as in exhibitions of leading department stores, in order to expose their works to a broader public.
Today, different ways of thinking and sense of values coexist, Gallery Kunimatsu tries to deal with artworks of such artists who are something particular about their philosophy towards the art, which he can empathizes.
In these days it is not difficult to present artworks not only in Japan but also and outside Japan by using different means.
So, the gallery tries to always remain sensitive and introduce cutting-edge and high-quality artworks from Japanese contemporary art scenes.


画廊国松青山想要在多樣化思考以及新價值觀所產生的渾沌之中,以來自美術的共通與共感之堅持和思想積極地採納年輕作家的作品。
此外,不只是自己的國家內,在可以輕鬆向世界各地傳達信息的現在,我們希望可以透過媒體積極地向外界傳達,並且廣泛地向大眾提案現代日本美術,並且與作家們一起成長。


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